脱気・マイクロバブル発生液循環
http://youtu.be/bTfDs5wL3wo
この動画は
通常、オーバーフロー・・による流れで
空気が大量に水槽に入り、
超音波が大きく減衰するという現象が
起きない状態を利用しています
ポイントは
適切な超音波照射状態です
均一に広がった超音波の伝搬状態でないと
溶存気体は、水槽内に分布を発生させ
レンズ効果・・・で、減衰します
もうひとつは
適切な超音波照射時は、大量な空気・・が入っても
この動画のように、大きな気泡となって
水槽の液面から出ていきます
従って、超音波照射を行っていない状態で
大量にオーバーフローを行い続けると減衰します。
しかし、この空気を入れる操作は必要です
多数の研究報告・・がありますが
液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け
溶存気体の濃度が低下すると
音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります
(一般的な説明としては、
キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です)
超音波照射により、脱気は行われ
溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します
単純な液循環では、この濃度分布は解消できません
マイクロバブルの効果です
脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です
ノウハウ
構造的に問題があり
超音波が低周波の振動モードになってしまう
ガラス容器の場合(例 ビーカー ・・ )
液量を少なくすると
高調波の発生があります
この動画のポイント
ガラス容器が一つの場合
容器の固定方法(液循環で約0.5-1cmの振幅で揺れる程度)
液面に対する容器の位置(液量に合わせ、定在波を有効に利用するため)
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超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
液循環 http://ultrasonic-labo.com/?p=1271
最適化 http://ultrasonic-labo.com/?p=1401
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2013年3月12日火曜日
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