樹脂ビーズを利用した超音波技術
オリジナルの樹脂ビーズ(注)を利用した
超音波制御を実現しました
この技術のベースになった技術
超微細加工技術;EEM(大阪大学教授:森勇蔵)
微細粉末を加工材料の上にまいて、ただ横にゆするだけ。
(だれも注目しなかった)
これを発展させて、
水の中に0.1~0.01ミクロンの粉末粒子を混ぜて入れ、
一方でポリウレタン製の球を高速回転させて流れを起こし、
この水流を加工面に作用させて研磨する。
平面加工精度は世界一。
加工面では化学的反応が起こって原子が取れるという
化学的加工であることを理論的に解明。
森勇蔵
「 ところで、人類が成し得る加工の究極といえば、
物の形を構成している最小の単位が原子であることから、
当然、原子の大きさ(0.2nm)までであると断言できるのであるが、
それを機械加工で可能なのか、
それ以外に新しい加工法があるのかという自問自答の末、
材料内の欠陥の運動、
増殖に基づく機械加工では不可能であるという帰結に達し、
新しい物理化学的な現象による
原子単位の加工への挑戦が始まったのである。
その時、筆者は25歳、
いまから 38年前のことである。
当時我が国は大量生産が至上命令の時代、
原子単位の加工ができたとしても何の役に立つのかも見えず、
時が経ても、
筆者が生きている間に役に立つとも思えなかったものである。
しかし、世の中の進歩は目覚ましく、
30年を経て原子レベルの加工があらゆる先端技術や
基礎科学の分野で必要となってきたのである。
こういった歴史を経て、
大阪大学工学研究科精密科学専攻を核として
筆者がリーダーを務める
文部省COEプロジェクトの1つがスタートを切ったのである。」
(社団法人 精密工学会)第36回 講演要旨 より
注:株式会社 ワザワ様の特許技術です。
技術提携により利用・実現しています
http://www.wazawa.co.jp/
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/
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