2013年3月24日日曜日

散歩





「岡 潔」のことばより考えた
「ものづくりに必要なこと」

心の世界
花を見れば花が笑みかけていると思い、
小鳥を聞けば小鳥の声が呼びかけていると思う。

他が喜んでいれば嬉しく、
他が悲しんでいれば悲しく、
みんなのために働くことに無上の幸福を感じる。

何の疑いも無い。これが心である。

・・・・・
人には心が二つある。

そして二つしかない。



一つは心理学の対象となっている心であって、
この心は、私を入れなければ動かないし、わかり方は必ず意識を通す。

これを第一の心ということにする。

欧米人は太古以来、この心しか知らないのである。

第二の心は頭頂葉に宿っている。

これは無私の心である。

わかり方は意識を通さない。

第一の心は、心理学者は知らないだろうが、
本当は物質的自然界全体に及んでいる。

自然科学者の暗黙の自然の説明が、
初めに時間・空間があると思うのはそのためである。

人は本当は
第二の心の中の
物質的自然界の中に住んでいるのである。

私たちは無量の情緒に包まれた
物質的自然界の中に住んでいるのである。


コメント
正しいとか正しくない以前に自分の思考について、
アイデンティティをしっかり持つことの重要性と、
考える深さを教えられるように思います

人が何かを考えることはどういうことなのでしょうか
アイデアは第一の心では発明でしょうが



第二の心では発見(あるいは 無)でしょう
心の自覚を自分の場所にしっかり落ち着かせることで
安心した状態で、物事に取り組めると考えています

毎日の積み重ねを続けていきたいとおもいます



ものづくりの背景には
ここまでの思考・哲学が必要だと考えています



超音波システム研究所
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