2012年12月23日日曜日

散歩(ブルーのアイディア)



散歩(ブルーのアイディア)
Alan Kay  より
オブジェクト指向の考え方は、生物学とソフトウェア工学
という違った考えの接点として生まれたハッピーなアイディアなのです。

人はハッピーなアイディアの発見を学習によって会得するのです。
たまに、少し常識はずれのアイディアが浮かぶことがある。
これをブルーのアイディアと呼ぶ。

しかし世の中にはそれらのアイディアを抑圧する要素があり、
それらのアイディアのほとんどは
普通か悪いかのどちらかなので、実際にはそのほうがよいだろう。
しかしたまに、
自分がいる状況とは全く関係ない
インスピレーションが突然湧くことがあるが、
これがブルーのアイディアである。
........
このように、創造力と学習の関係は大変危ういものである。
これは特に過去100年ほどの間については真実と言える。
その理由として、
この100年間に起こったいろいろな出来事は、
それ以前の数万年と比較して 
驚くほど異なっているからである。
それらは古いアイディアの改良ではなく、
ほとんどが真の発明であった。
しかし新しいアイディアは
斬新で全く異なる視点を持っているので、
これらの発明やアイディアを学ぶことは容易ではない。
米国の多くの学校は、
子供がGoogleで何かを見つけコピーすると、
それで学んでいると思っている。
しかし私は、
子供がそれについての作文を書かない限り
学んだことにならないと主張している。
作文は思考を組織化する。
単に博物館の展示物を集めるだけではない。

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一つ業界の常識を疑って、脱気装置の適正な使用により
超音波利用効率を上昇させると
業界の常識の根拠が不安定であることが感じられるようになります
製造メーカは個別の特殊な事例ばかりです、
ここから本質的な一般論を見つけることは
新しいアイデアが必要です
ブルーのアイディアは音響流のミクロな検討と、
洗浄システムの検討を結びつける方法に発展しました

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ  http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/

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