2019年1月17日木曜日

超音波システム研究に関する動画・スライド ultrasonic-labo





超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、

メガヘルツの超音波発振制御プローブの開発製造技術を応用して、

「超音波の非線形現象をコントロールする技術」を開発しました。



超音波伝搬状態の測定・解析・評価技術に基づいた、

 オリジナル非線形共振現象(注1)の制御による、

 精密洗浄・加工・攪拌・検査・・への新しい応用技術です。



注1:オリジナル非線形共振現象

 オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を

 共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる

 超音波振動の共振現象



各種材料の音響特性(表面弾性波)を効率よく利用するために

 表面の残留応力分布の緩和処理を効率よく実現できます。



弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と

 抽象代数学の超音波モデルにより

 非線形現象の応用方法として

 オリジナル発振制御方法(注2)を開発しました。



注2:オリジナル発振制御方法

 2種類の超音波発振を行います

 一つは、スイープ発振制御を行います

 もう一つは、パルス発振制御を行います

 詳細な設定は、目的・対象物・治工具・・

 システムとしての振動系から論理モデルに基づいて設定します

 (動作確認により微調整を行い、使用経過の中で

  より良い状態に発展させていきます

  詳細な制御設定は、使用者によるノウハウとなります)



ポイントは

 超音波素子表面の表面弾性波利用技術です、

 対象物の条件・・・により

 超音波の伝搬特性を確認(注3)することで、

 オリジナル非線形共振現象として

 過渡超音応力波(注4)に対処することが重要です



注3:超音波の伝搬特性

 非線形特性

 応答特性

 ゆらぎの特性

 相互作用による影響





注4:過渡超音応力波

 変化する系における、ダイナミック加振と応答特性の確認

 時間経過による、減衰特性、相互作用の変化を確認

 上記に基づいた、過渡超音応力波の解析評価





様々な分野への利用が可能になると考え

 各種コンサルティングにおいて提案しています。


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