2011年8月27日土曜日

複数の振動子を利用した超音波照射no.16


超音波と<オーバーフローによる>


  液循環制御技術を利用して、

  超音波の伝搬状態をコントロールしています。



Ultrasonic Cavitation Control.

超音波の非線形性現象を利用しています。



Ultrasonic Sound Flow water effect.



 < 超音波システム研究所 >



超音波システムの設計技術を開発



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超音波システム研究所は、

 「太鼓の形と音に関する数学」と

 「小型超音波振動子に関する基礎実験・解析」にもとづいて、

  量子力学モデルを利用した

  投げ込み式超音波振動子の設計技術を開発しました。



この技術の基本的な応用として

 目的に合わせた、超音波システムの合理的な設計技術を実現しました。





今回開発した技術は、

 超音波の発振・伝搬状態を、量子力学の縮重関数に

 適応させるというモデルを採用しています。



 これまでの設計方法とは異なり、

 水槽内での超音波伝搬状態に対する、

 エネルギー順位(高調波の次数に対応)を

 音響流や音(低周波の振動)・・

 の摂動(バイスペクトル解析結果)としてとらえることで

 振動子の設計条件を決めていきます。



 なお、超音波システム研究所の「超音波機器の評価技術」により、

 この方法による、具体的な効果を確認しています。



応用例として

 「超音波伝搬状態について、

  洗浄とリンスの区別、

  攪拌状態の変化、・・に適応した

  水槽・容器・治工具・・・の設計技術」

  としても利用可能です。





これは、最近のナノレベルの攪拌・分散を効率的に行うための

 適切な超音波状態の検討から開発した技術です。



出力10Wから出力1800Wまでの超音波システムによる実施例で、

 有効な結果が得られています。



なお、今回の技術は、表面改質技術と組み合わせることで

 安定した再現性を確認しています。





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