2015年3月17日火曜日
超音波技術の説明<液循環について>
<液循環について>
水槽の上部液を(循環ポンプの吸い込み部に)取り込み、
水槽下部に(ポンプの吐出)液を吐出します
上下の液の分布(温度分布、溶存気体濃度分布、・・)を改善するために、
単純な一定流量の条件のもとで
水槽内に、3次元的な均一化を行うための
具体的な水槽・装置に合わせた、最適位置があります
実際に液循環動作と、計測・解析による確認を行い、
超音波照射条件としての
「液体の均一化を行います」
この状態に設定した後は
超音波利用の目的に合わせて
キャビテーション効果、加速度効果、・・・を
コントロールするために
水槽と超音波(周波数・出力・・)に合わせた
次の設定を行います
1)水槽や振動子の設置方法
2)液循環の設定方法(流量、タイマー制御、・・)
3)超音波制御・・・
以上の工程の後で
最後に
超音波の伝搬状態測定として
1日(あるいは3-8時間)の連続測定により
安定性の確認を行います
注:季節(気圧)変化・・・による対処は
測定管理の中で、流量調整で実現できます
これまでの装置・・の対策に比べ
現状の装置を最大限利用した、
最適な、改善・改良が実現します
具体的には
超音波の音圧が高く安定します
( 水槽設計ノウハウについて
理想的には
黄金比(近似値1:1.618)を利用して設計します
洗浄効果のある水槽には
1:1.8~1:4の比率が沢山あります )
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超音波システム研究所
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