超音波<照射>技術
Ultrasonic Cavitation Control.
超音波の非線形性現象を利用しています。
Ultrasonic Sound Flow water effect.
<<超音波システム研究所>>
<論理モデルの作成について>
(情報量基準を利用して)
1)各種の基礎技術(注)に基づいて、対象に関する、
D1=客観的知識(学術的論理に裏付けられた洗浄理論)
D2=経験的知識(これまでの洗浄結果)
D3=観測データ(現実の状態)
からなる 「情報データ群 」、DS=(D1,D2,D3) を明確に認識し
その組織的利用から複数のモデル案を作成する
2)統計的思考法を、
情報データ群(DS)の構成と、
それに基づくモデルの提案と検証の繰り返し
によって情報獲得を実現する思考法と捉える
3)AIC の利用により、
様々なモデルの比較を行い、最適なモデルを決定する
4)作成したモデルに基づいて洗浄装置・洗浄システムを構築する
5)時間と効率を考え、以下のように対応することを提案します
5-1)「論理モデル作成事項(効果的な超音波洗浄技術について)」を考慮して
「直感によるモデル」を作成し複数の人が検討する
5-2)実状のデータや新たな情報によりモデルを修正・検討する
5-3)検討メンバーが合意できるモデルにより
装置やシステムの具体的打ち合わせに入る
上記の参考資料
ダイナミックシステムの統計的解析と制御
:赤池弘次/共著 中川東一郎/共著:サイエンス社
生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門
:和田孝雄/著:講談社
注 化学工学:反応工学、化学プラント工学、
LSIプロセス工学、薄膜作成工学 表面工学 等
機械工学
:自動制御(システム工学)、熱力学、材料力学、流体力学、加工工学 等
電気電子工学
:超音波工学、音響学、医用画像処理、分子エレクトロニクス工学 等
その他
:物理学、物性工学、ナノテクノロジー、超分子、
最適化、マイクログラビティ応用学、
プロセスマテリアル、ITエレクトロニクス、
ドラッグデリバリー、バイオテクノロジー 等
AIC
:赤池情報量規準(Akaike Information Criterion 統計モデルの相対的評価)
考え方(全体を貫く基本的な概念):
多くの真実らしき断片を見据え、
その奥にある統一的メカニズムを描像する。
<データの統計解析に関する資料>
<統計的な考え方について>
統計数理は以下のように考えられています
統計的な物の見方というのは、
1)我々がどのように自分が持っている
知識や情報を利用しようとするのか
と言うことに関係する
(すなわち、主観的な発想に基づいている)
2)具体的な経験・知識に基づいた
心の枠組みで考える(すなわち、具体的である)
3)物事の量的な特性に対する
いろいろな考え方が豊かになっていく展開
(すなわち、抽象的である)
まとめ
統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、
具体的なものとの接触を通じて
抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、
これが統計数理の特質である
<モデルについて>
モデルは対象に関する理解、予測、制御等を
効果的に進めることを目的として構築されます。
正確なモデルの構築難しく、
常に対象の複雑さを適当に"丸めた"形の表現で検討を進めます。
その意味で、モデルの構成あるいは構築の過程は
統計的思考が必要です。
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