2015年11月12日木曜日

超音波コンサルティング(超音波制御) no.264





現状の超音波洗浄機を改善する方法

(超音波の測定・解析に基づいたシステム技術を開発)



超音波システム研究所は、

 超音波水槽の構造・強度・製造条件・・・による影響と

 水槽内の液体の循環方法を設定することで

 超音波の伝搬状態を制御する技術を開発しました。



この技術は、

 複雑な超音波振動のダイナミック特性を

 各種の関係性について解析・評価することで、

 循環ポンプの設定方法(注)により、

 キャビテーションと加速度の効果を

 目的に合わせて設定する技術です。



注:水槽と循環液と空気の

  境界の関係性に関する設定がノウハウです。

  オーバーフロー構造になっていない水槽でも対応可能です。



具体的な対応として

 現状の水槽による、超音波を減衰させる問題点を

 液循環ポンプの設定により

 対策するということができます。



 

超音波テスターを利用した計測・解析により

 各種の関係性・応答特性(注)を検討することで

 超音波の各種相互作用の検出により実現しました。



注:パワー寄与率、インパルス応答・・・





 超音波の測定・解析に関して

 サンプリング時間・・・の設定は

 オリジナルのシミュレーション技術を利用しています





なお、今回の技術を

 超音波システムの液循環方法の改善技術として

 コンサルティング対応しています。





超音波水槽の構造・大きさと

 超音波(周波数、出力、台数・・)に合わせた

 <超音波>と<水槽>と<液循環>のバランスによる

 超音波の最適な出力状態を測定・解析データとともに

 提案・改善・報告させていただきます





本来は、水槽の新規製作、新規設置、新規超音波の固定、・・・

 が最もよいのですが、

 現実的には、現状の改善として

 液循環ポンプの追加改善で実現させることが

 これまでの事例から

 費用と効果の最適化になると判断して

 コンサルティング対応しています。



必要性と要望により

 新規設計・開発にも対応します。


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