2015年4月16日木曜日

超音波システム研究所( 音圧測定 音圧変化 )





超音波システム研究所は、
 超音波の測定・解析に基づいて、
 対象物、超音波水槽、液循環、・・による影響を考慮した
 超音波システムを開発・改善する技術を開発しました。

この技術は、
 複雑な超音波振動のダイナミック特性を
 各種の関係性について解析・評価することで、
 循環ポンプの設定方法(注)・・により、
 キャビテーション・加速度・音響流の効果を
 目的に合わせて設定する技術です。

注:具体的な条件に合わせた多数のノウハウがあります

 例:液循環の場合
  水槽と循環液と空気の
  境界の関係性に関する設定がノウハウです。
  オーバーフロー構造になっていない水槽でも対応可能です。

 例:水槽の場合
  超音波振動子に合わせた、設置方法により
  キャビテーション・定在波の
  伝搬周波数・音圧レベルの状態を調整します

具体的な対応手順

 1)現状の超音波照射状態を測定・解析する

 2)目的(対象物、サイズ・数量、材質・表面状態・・)を確認する

 3)これまでの状況を確認して
   超音波システムとしての総合評価を行う

 4)総合評価に基づいた
   問題点・改善点・・・の分析を行い
   効率的な改善方法を検討・整理・提案する

 5)改善の実施

   優先順位に合わせた、簡単な改善による変化の確認
   (超音波照射状態の測定解析 効果の確認)

   日常の超音波管理データの解析・評価に基づいた
   優先順位の低い大きな改善の実施タイミングを検討する
   (超音波照射状態の測定解析 効果の推定)

 6)超音波伝搬状態の管理方法を検討・整理・提案する

 7)継続的な改善につなげる
    測定・解析方法を検討・整理・提案する

 8)改善効果の測定・分析・・・

 上記のように
 継続的な超音波の管理により
 個別の対象物・・・に合わせた
 目的に最も効果的な超音波の状態を正確に把握することができます

 
超音波テスターを利用した計測・解析により
 各種の関係性・応答特性(注)を検討することで
 超音波の各種相互作用の検出により実現しています。

注:パワー寄与率、インパルス応答・・・

 超音波の測定・解析に関して
 サンプリング時間・・・の設定は
 オリジナルのシミュレーション技術を利用しています


なお、今回の技術を
 超音波洗浄、表面改質、化学反応実験・・・の改善技術として
 最適化のコンサルティング提案・実施対応を行っています。

<コメント>
最適化とは、分析とテスト・確認を通して、
 超音波システムを改善することであり、
 一度行えば終わりという作業ではありません。
計測・解析・改善・評価・最適化、そして再び計測というサイクルを
 何度も繰り返すことで、より良い改善に向かいます。
・・・・・・
重要なことは、
 常にパフォーマンスの改善を続けていくというプロセスを、
 「どのようにして導入していくのか(注)」ということです。

注:オリジナル製品:超音波テスターによる
  音圧測定・解析による日常管理により実現できます

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