2012年3月4日日曜日

「トムス効果」



「トムス効果」
「トムス効果」というのは、水に極微量(ppm程度)の高分子を、
たとえばポリエチレンを溶かすと、
その水中を動く物体の抵抗が劇的に減る、という効果である。
これをトムというフランス人が1948年に発見したという。
しかし、これを魚は太古から知っていたという。
「何と魚は太古からこれをしっており、
魚が体表面に分泌するいわゆる『ぬめり』は
実はこの種の高分子であることが
雑誌『ネイチャー』に現れた論文であきらかにされたのである。」

(柘植俊一 エッセイ より)

0 件のコメント:

コメントを投稿