2012年3月4日日曜日

超音波システムの技術NO.85



 <衝撃波>

「これは、空気中の波(音波)が非分散、

つまり高音も低音も同じ速さで伝わるのに、

水面波は低周波の音がより速く伝わる

(これを分散という)のに起因している。

土用波のくる頃沖へ出ると大きなうねりが小さな漣

さざなみ)をどんどん追い越して岸辺へ寄せることで、

これもどなたも知っておられることである。」

(柘植俊一のエッセイ より)
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このことは、

高周波を利用して低周波が発生する超音波洗浄における

新しい方法のヒントになりました

 音場(洗浄物・音響流・放射体・気泡)の条件に

噴流や淀みによる複雑な多数の周波数を

同時に発生させないほうが効果がある場合の

洗浄の実状を説明する重要なパラメータになるとともに、

その状態を利用した新しい洗浄効果に結び付ける方法に発展しました


<アイデアの概要>

 気泡の近傍で形成される

ミクロ流を適切に自己組織化することで

安定した洗浄力のある音響流が構成できる


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超音波システム研究所

ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

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