2012年3月4日日曜日

超音波システム研究所




超音波の応用 超微細加工技術1

微細粉末を加工材料の上にまいて、ただ横にゆするだけ。

(だれも注目しなかった)

これを発展させて、

水の中に0.10.01ミクロンの粉末粒子を混ぜて入れ、

一方でポリウレタン製の球を高速回転させて流れを起こし、

この水流を加工面に作用させて研磨する。

平面加工精度は世界一

加工面では化学的反応が起こって

原子が取れるという化学的加工であることを理論的に解明。

(大阪大学超精密科学研究センター の資料より)


超音波の応用 超微細加工技術2

森勇蔵教授らが

表面の凸凹を極限まで減らした反射鏡を製作して、

兵庫県の大型放射光施設「SPring-8」のX線光源に取りつけ、

焦点に絞り込まれるX線の強さを光源の約50万倍

にすることに成功した

(大阪大学超精密科学研究センター の資料より)


マクロな波長をもつ超音波が

原子・分子レベルの

ミクロな変化に反応するメカニズムは,

古典力学と量子力学との接点でもあり,

ほとんど解明されていないのが現状です.

(大阪大学超精密科学研究センター の資料より)


実際の洗浄や改質においては

沢山の事例

(高周波の超音波照射による分子レベルの変化)

を確認しています

特に、

 1) 分子構造を分解してしまう場合は改質効果

 2) 汚れとの結合を分解する場合は洗浄効果

に発展しています

(さらに、

化学反応を均一に加速させる応用事例も増えています)

しかし、周波数や出力により

結果が大きく変わることもありますので

安定した超音波の制御が重要だと思います



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超音波システム研究所
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