超音波の応用 超微細加工技術1
微細粉末を加工材料の上にまいて、ただ横にゆするだけ。
(だれも注目しなかった)
これを発展させて、
水の中に0.1~0.01ミクロンの粉末粒子を混ぜて入れ、
一方でポリウレタン製の球を高速回転させて流れを起こし、
この水流を加工面に作用させて研磨する。
平面加工精度は世界一。
加工面では化学的反応が起こって
原子が取れるという化学的加工であることを理論的に解明。
(大阪大学超精密科学研究センター の資料より)
超音波の応用 超微細加工技術2
森勇蔵教授らが
表面の凸凹を極限まで減らした反射鏡を製作して、
兵庫県の大型放射光施設「SPring-8」のX線光源に取りつけ、
焦点に絞り込まれるX線の強さを光源の約50万倍
にすることに成功した
(大阪大学超精密科学研究センター の資料より)
マクロな波長をもつ超音波が,
原子・分子レベルの
ミクロな変化に反応するメカニズムは,
古典力学と量子力学との接点でもあり,
ほとんど解明されていないのが現状です.
(大阪大学超精密科学研究センター の資料より)
実際の洗浄や改質においては
沢山の事例
(高周波の超音波照射による分子レベルの変化)
を確認しています
特に、
1) 分子構造を分解してしまう場合は改質効果
2) 汚れとの結合を分解する場合は洗浄効果
に発展しています
(さらに、
化学反応を均一に加速させる応用事例も増えています)
しかし、周波数や出力により
結果が大きく変わることもありますので
安定した超音波の制御が重要だと思います
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超音波システム研究所
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