2012年1月23日月曜日

非線形性超音波照射技術 008



従来の説明では、不安定な・不確定な現象として
効率よく利用されていなかった
超音波の非線形性に関する     具体的な利用方法を紹介します

科学的な解析や検討は
液体・気体・弾性体・・の状態が複雑に関係するため
大変難しいと考えます

しかし、工学的な技術としての利用に関しては
超音波の非線形性現象を認識して、
その効果を利用することが可能です

もっとも単純な例は
超音波水槽における、複数のガラス容器の利用です

あるいは、強いキャビテーションの利用です

注:すべて経験的に取り組むと
複雑さにより非効率で不安定な方法になりがちです
十分な論理的なモデルを
計測・解析に基づいて構成し、検討を深めることが必要だと考えています

特に、不確定な部分も
(非線形性による影響も含んだ)ブラックボックスとして
技術開発されることを提案します

( 詳細は超音波システム研究所にお問い合わせください

40kHzの超音波とガラスの組み合わせにより

100kHz以上の

超音波伝搬現象を利用することが可能になります

ポイントが「超音波の非線形性利用技術です」  )

以下 「新しい超音波技術」を紹介します

超音波に対する
物の作用として 
<反射> <屈折> <透過>

液循環などの
流体の影響による 
<音響流との相互作用>

環境の条件・変化による
<液温の上昇>
<溶存気体の濃度変化>
<室温・湿度の変化>
<・>・・

上記の各種パラメータを考慮した
適切な超音波利用を可能にする
技術を開発しました

ポイントは
キャビテーション、加速度、音響流による
(対象物への)
伝搬状態のバランスを調整することです

この技術には
超音波の計測・解析ノウハウを含め
様々な技術が重なり合っています

これを
超音波シミュレーションを利用して開発した
「新しい非線形性超音波照射技術」 と考えます

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