2012年1月30日月曜日

Ultra Sonic wave System



<現状の問題>

1) 洗浄条件(洗浄物や汚れ)により目的が異なるため

一般論を利用できない場合がある

同じ材質の同様な汚れでも、

加工方法・製造方法に対する違いにより、汚れの付着状態

が異なり洗浄システムは変わってくる場合がある

2) 超音波メーカの問題

超音波メーカは音圧を中心とした単純な測定値

洗浄効果に結びつけて提案しているものが多い

超音波メーカは規模(資本、売り上げ、社員数 等)が小さく、

超音波の基礎事項について幅広く研究することは難しい

例 ロシアの超音波資料を十分に活用しているメーカは少ない

3) 製造方法・材料 等の技術進歩により

洗浄の対象が常に大きく変化している

適切な洗浄を行うためには、

最先端の工学的な技術(機械工学・電気工学・物理学・化学 等)

に対する理解と応用(工夫)が必要である


4) IT技術に対する取り組みの遅れがある

特に、制御方法と制御による効果の確認技術が大きく遅れている

5) 各メーカ独自の技術に対して

適切な超音波洗浄システムを提案するためには

複合技術を追求していく必要がある


固有技術が特殊研磨技術の場合

   問題は洗剤や超音波に対する洗浄効果が不明であること

固有技術がオリジナル洗剤の場合

問題は超音波による化学反応の影響が不明であること

固有技術が高いレベルの機械加工技術の場合  

問題は高い加工レベルにより

汚れの付着力が強くなる傾向にあること


以上  2012.1.30 第14回 超音波技術の説明

上記の内容について
興味のある方はメールで連絡してください
超音波システム研究所
E-mail:uss1@island.dti.ne.jp
URL:http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/

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