洗浄水槽の設置技術について
水槽の設置は、水槽底面の振動を有効に利用するために大変重要です
(水槽底面の超音波振動を減衰させない設置を行うことは簡単です
低周波の振動モードの発生を抑えるために
音響インピーダンスの複雑な材料を
水槽と設置部材の間に入れることです)
水槽底面の振動を有効に利用すると
超音波の音圧が高くなることで、水槽の強度が問題になります
つまり、最適設計が必要になります
主要な設計パラメータは以下の通りです
1:超音波(周波数・出力)
2:水槽構造(超音波の音圧変化も考慮に入れる)
3:洗浄液(液の劣化も考慮に入れる)
4:水槽設置
5:超音波設置(水槽の振動子(板)設置位置の問題)
6:液循環(液全体の交換頻度も考慮に入れる)
7:洗浄物
8:洗浄治具
9:音響流とキャビテーションの洗浄効果(あるいは洗浄実験結果)
設計上は少なくとも上記のパラメータについて
設計思想を明確にする必要があります
(トレードオフの関係が複雑に影響するため
合理的な根拠を明確にしないと
生産ライン・・で採用した場合、
各種の要望・トラブル・・・に対処できません)
コメント
上記のような設計を行うことにより、
設計レベルの向上とともに、
超音波の効率的な利用が可能となります
超音波の音圧の制御が可能になり、
洗浄力を向上させることができます
ポイントとしては、
超音波照射による洗浄液の力は、
水槽に対する静的な設計では不十分であり、
動的な構造設計を必要とするということです
そのためには材料力学に対する知識・経験が大変重要になります
また、循環ポンプ等、回転部品による
振動現象に対する理解も必要となります
そして最も重要なことは、材料に対して
① 製造技術
② 機械的強度推定技術
③ 処理技術
を考慮した上で、
使用する超音波レベルに対して適応させた
設計を行うことです
以上
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