2026年6月27日土曜日

洗浄水槽の設置技術について

 洗浄水槽の設置技術について  



水槽の設置は、水槽底面の振動を有効に利用するために大変重要です


(水槽底面の超音波振動を減衰させない設置を行うことは簡単です

 低周波の振動モードの発生を抑えるために

 音響インピーダンスの複雑な材料を

 水槽と設置部材の間に入れることです)


水槽底面の振動を有効に利用すると

 超音波の音圧が高くなることで、水槽の強度が問題になります


つまり、最適設計が必要になります





主要な設計パラメータは以下の通りです

 1:超音波(周波数・出力)

 2:水槽構造(超音波の音圧変化も考慮に入れる)

 3:洗浄液(液の劣化も考慮に入れる)

 4:水槽設置

 5:超音波設置(水槽の振動子(板)設置位置の問題)

 6:液循環(液全体の交換頻度も考慮に入れる)

 7:洗浄物

 8:洗浄治具

 9:音響流とキャビテーションの洗浄効果(あるいは洗浄実験結果)


設計上は少なくとも上記のパラメータについて

 設計思想を明確にする必要があります

(トレードオフの関係が複雑に影響するため

 合理的な根拠を明確にしないと

 生産ライン・・で採用した場合、

 各種の要望・トラブル・・・に対処できません)





コメント

上記のような設計を行うことにより、

 設計レベルの向上とともに、

 超音波の効率的な利用が可能となります


超音波の音圧の制御が可能になり、

 洗浄力を向上させることができます


ポイントとしては、

 超音波照射による洗浄液の力は、

 水槽に対する静的な設計では不十分であり、

 動的な構造設計を必要とするということです


そのためには材料力学に対する知識・経験が大変重要になります

また、循環ポンプ等、回転部品による

 振動現象に対する理解も必要となります


そして最も重要なことは、材料に対して

製造技術 

機械的強度推定技術

処理技術 

を考慮した上で、

 使用する超音波レベルに対して適応させた

 設計を行うことです


以上



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