2018年1月17日水曜日

超音波の非線形現象(音響流)をコントロールする技術 ultrasonic-labo





超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、

 小型ポンプを利用した液循環により

 超音波(音響流)の伝搬状態をダイナミックに制御する

 「流水式超音波(音響流)制御技術」を開発しました。



超音波テスターによる

 流れと超音波の複雑な変化を、

 水槽・液体(マイクロバブル)・超音波振動子・・・

 の相互作用を含めた音圧解析により

 利用目的に合わせて、

 音響流の変化をコントロールするシステム技術です。



実用的には、

 現状の液循環装置について

 ON/OFF制御(あるいは流量・流速・・・の制御)を

 装置の設置状態、対象物を含めた表面弾性波を考慮して

 各種相互作用・振動モードを最適化する方法です。



特に、ポンプの特性を利用して、

 液体と気体を交互に循環させる・・・により

 新しい超音波・マイクロバブルの効果を実現しています。



ナノレベルの応用では、

 「流水式超音波システム」として

 20メガヘルツまでの周波数変化を含めた

 「超音波シャワー」による

 効率の高い超音波利用が実現しています。





-今回開発したシステムの応用実施事例-



オゾンと超音波の組み合わせ技術



低出力(50W以下)による10mサイズの水槽への超音波伝搬



ガラス・レンズ部品の精密洗浄(超音波シャワー技術)



複雑な形状・線材・真空部品・・・の表面改質(共振現象の制御技術)



溶剤・洗剤・・・・の化学反応(超音波と流れによる攪拌)



ナノレベルの粉末・塗料・触媒・・・攪拌・分散(表面弾性波の制御技術)



マイクロレベルの金属エッジ部のバリ取り



めっき・コーティング・表面処理・・・



・・・・・・・



上記の技術は、音圧(非線形現象)測定・解析に基づいて、

 表面弾性波と流体の流れに関して

 ダイナミック制御を実現させる

 新しい超音波システムの開発方法です。



興味のある方は、メールでお問い合わせください


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