2013年5月9日木曜日

超音波<制御>技術


マイクロバブルを発生させる
液循環システムを利用した超音波実験
超音波と液循環の設定・変化・変動を利用しています。
対象に合わせた、超音波・液循環制御により、
超音波の伝搬状態をコントロールしています。

http://youtu.be/DRwZ8eZE1SY


超音波の複雑な現象は
体系づけられた論理で説明できるまでには
これから先、長い時間がかかると思われます

工学的に利用・応用するためには
直感的・経験的にまとめあげる
技術が必要だと考えています

そのためには
繰り返し観察・実験することが必要だと思います

この動画のような
超音波照射状態を
繰り返し観察・実験すると

気圧や湿度の影響や
キャビテーションの変化が
把握できると感じています

この動画の水槽は
強度不足のため
その影響が大きく
非常に分かりにくい複雑な状態になっているのですが

現状の多くの水槽も
水槽の設計バランスや強度不足により
複雑な超音波照射の状態にあるように思います


参考資料を紹介します

1:解析
1)叩いて超音波で見る―非線形効果を利用した計測佐藤 拓宋 (著)
出版社: コロナ社 (1995/06) 

2)電気系の確率と統計 佐藤 拓宋 (著)  
出版社: 森北出版 (1971/01)  尤度の基本的な説明がある

3)不規則信号論と動特性推定 宮川 洋 (著), 佐藤拓宋 (著), 茅 陽一 (著) 
出版社: コロナ社 (1969) 非線形解析手法が具体的に書かれている

4)赤池情報量規準AIC―モデリング・予測・知識発見  
赤池 弘次 (著), 室田 一雄 (編さん), 土谷 隆 (編さん) 
出版社: 共立出版 (2007/07) 最新の統計解析手法の説明がある

5)ダイナミックシステムの統計的解析と制御 赤池 弘次 (著), 中川 東一郎 (著) 
出版社: サイエンス社(1972)  AIC(情報量基準)の事例説明がある

2:シミュレーション
「波動解析と境界要素法」 福井 卓雄 小林 昭一 
京都大学学術出版会 (2000/03)

3:弾性波動
「弾性波動論の基本 」 田治米 鏡二 (著) 槇書店 (1994/10)
「弾性波動論 」佐藤 泰夫 (著) 岩波書店 (1978/03)

4:流体力学
「内部流れ学と流体機械」 妹尾 泰利 (著) 養賢堂 (1973)
「流体力学 」日野 幹雄 (著) 朝倉書店 (1974/03)
「流体力学 」日野 幹雄 (著) 朝倉書店 (1992/12)
「噴流工学 」社河内敏彦(著) 森北出版(2004/03)

5:超音波
「非線形音響学の基礎」 鎌倉 友男 (著) 愛智出版 (1996/09)

6:その他
Web Decomp-季節調整・時系列データの統計解析


超音波システム研究所
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超音波の伝播現象における「音響流」を利用する技術
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