2013年5月6日月曜日

<超音波のダイナミック制御技術>


<超音波のダイナミック制御技術>を開発

超音波システム研究所は、
 複数の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術について、
 「音色」に関する評価・分析方法を応用・発展させ
 新しい<超音波のダイナミック制御技術>を開発しました。

<超音波のダイナミックシステム「音色」>

超音波水槽内の超音波伝搬状態をシステムとしてとらえ、
  音圧変化に関する「測定」「解析」「制御」を行う。

多くの超音波(水槽)利用の目的は、
  水槽内の液体の音圧変化の予測あるいは制御にあります。

しかし、多くの実施例で
  理論と実際の違いによる問題が多数指摘されています。

この様な事例に対して
  1)障害を除去するものは
  統計的データの解析方法の利用である
  <超音波伝搬状態の計測・解析技術>

2)対象に関するデータ解析の結果(評価)に基づいて
  対象の特性を確認する
  <洗浄対象物、攪拌対象物、治工具
  ・・・の音響特性を検出・評価する技術>

3)特性の確認により
   超音波の非線形現象と相互作用を考慮した、
   目的に合わせた制御の実現に進む
   <キャビテーション・音響流のコントロール技術>

といった方法(展開)により
   超音波を効率的な利用状態に改善し
   目的とする超音波の利用を実現します。

具体的には
   *:液循環のタイマー制御
   *:複数の異なる超音波振動子の出力制御
   *:専用水槽、マイクロバブル・・の最適化
   *:専用治工具(トレイ、カゴ、・・)の開発
   ・・・・・
   実施例が、多数あります。


今回開発した応用技術は
  定在波の制御や、キャビテーション・加速度の効果を
  一般的な超音波の周波数領域(20kHz~5MHz)から
  大きく広げた振動現象を
  制御対象の範囲(0.1Hz~20MHz)としています。

対象物への具体的な伝搬周波数のスペクトル変化として
  測定・解析・確認・制御する技術です。


超音波の効果について
  伝搬状態のスペクトルに関する、時系列変化を
  超音波の音色(オリジナルの定義)として評価・分析することで
  洗浄効果・表面改質・化学反の制御・・・応用・研究に関する
  システムの制御パラメータとして利用可能にした技術です。


従来の、音圧や伝搬周波数による評価とは異なり
  0.1Hz~20MHzの振動領域に関する
  超音波の音色(音の変化・・・)として、評価することで
  新しい超音波の効果(伝播現象)について
  目的に合わせた利用を可能にしました。

特に、マイクロ・ナノレベルの物質に対する
  超音波の影響は、音色(パラメータ)による制御が有効です

周波数40kHzの超音波装置で
  洗浄液に対して、8MHzの伝搬状態を実現させることも、

周波数72kHzの超音波照射で、
均一な金属のナノ粒子の分散と、
粒子の表面改質を行うことも可能です。

オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
  「音色」による評価技術と
   パワースペクトル・バイスペクトルの変化の関係を確認しています。

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ  http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/

超音波装置の最適化技術をコンサルティング提供
http://ultrasonic-labo.com/?p=1401

超音波水槽の新しい液循環システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1271

現状の超音波装置を改善する方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1323

「音色」を考慮した「超音波発振制御」技術
  http://ultrasonic-labo.com/?p=1082

<超音波のダイナミック制御技術>
  http://ultrasonic-labo.com/?p=2301

推奨する「超音波(発振機、振動子)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1798

オリジナル超音波システムの開発技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1546

「超音波の非線形現象」を利用する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1328

超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2433

超音波の音圧測定装置(超音波テスター)資料
http://ultrasonic-labo.com/?p=1905


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