2012年3月27日火曜日
Vibration Analysis with Ultrasonic.
超音波による材料の強度を評価する技術を開発
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超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術により、
各種材料・(組み付け・接合状態を含む)部品に関する、
強度評価パラメータを検出・評価する技術を開発しました。
超音波テスターを利用したこれまでの
計測・解析により
各種の関係性・応答特性(注)を検討することで
超音波の伝搬状態と各種材料・部品の
構造と洗浄面の状態に関する
これまでのデータを統計処理することで
強度評価に関する方法を開発しました。
注:パワー寄与率、インパルス応答・・・
従来の、材質や形状による評価が、
実際の洗浄効果につながらない原因として
今回検出したパラメータの関係が
大きく影響していると考えています
参考
http://youtu.be/HOZ_Z-jXNoI
http://youtu.be/EPhLfroQcBI
http://youtu.be/Cq4K9WUuu20
http://youtu.be/Rd_Ua_w0q_0
http://youtu.be/xvBbQsySBDs
<< 今回のパラメータを応用した事例 >>
音響特性として「対象物の複雑さ」を定義します
その結果
1:対象物の構造が複雑で、目的とする洗浄部分がシンプルな場合
対象物への超音波伝搬状態は制御しやすいが
洗浄部分への高周波の伝搬制御は難しい
(このような洗浄事例の場合、
治工具の利用や液循環制御が有効です)
2:対象物の構造がシンプルで、目的とする洗浄部分が複雑な場合
対象物への超音波制御は難しいが
洗浄部分への高周波(高調波)の伝搬は実現しやすい
(このような洗浄事例の場合、
超音波の発振制御が有効です)
上記のように
超音波計測・解析により
対象物の構造と強度を推定し
洗浄方法を決定することが可能になりました
注意
超音波の測定・解析に関して
サンプリング時間・・・の設定は
オリジナルのシミュレーション技術を利用しています
( オリジナルノウハウの部分です )
なお、今回の技術を
超音波システムの設計・開発技術として
コンサルティング提案させていただく予定です。
【本件に関するお問合せ先】
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
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