2012年3月3日土曜日

カミオカンデ (KAMIOKANDE)



昼馬輝夫(浜松ホトニクス社長)

「学者や研究者には、絶対的な真理を探究する精神が必要だが、

日本にはその基礎となるサイエンスが根付いていない。

・・・サイエンスが目的とする世界は

人間にとって未知未踏の領域にあるが、

日本ではその領域を解明する努力はほとんど無視される


・・・23年前初めて(小柴)教授の研究室に呼ばれたとき、

一枚の宗教画が賭けてあるのを見て、

この方はサイエンスの本質を理解していると確信した。


しかし

日本では未知の領域への挑戦が少ないため、

世界に発信できる新しい基準がない。


独自の思想や哲学に基づく活動や成長もない。


私は長期不況の遠因もそこにあると考えている。


・・・(研究者の独創性を高めるには)


一人一人が日常生活を通じて


素朴な心で未知未踏の端緒を見つけることだ。


自分は何も知らない、

という前提で素朴な疑問を持ち続けることが重要だと思う。」


コメント

 大変印象的なことばだと感じています

 掘り下げて、考えて、実行していきたいと思います




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