2012年3月4日日曜日

脱気・マイクロバブル発生装置



<マイクロバブルについて>

液循環用のポンプを工夫することで

マイクロバブルを発生することが可能となります。

空気をポンプのキャビテーションで取り出し、

ポンプのインペラで空気をマイクロバブルのサイズにします。


マイクロバブルの性質

1)気泡はゆっくり上昇する。

2)分散性に優れている

3)微小なゴミを吸着して浮上する。

4)超音波照射により泡は70度にまで発熱

5)超音波照射により、小さい「ナノバブル」に変化する。

6)ゆるやかな流動と広範囲の拡散特性を有する。

7)固有の物理化学的特性を有する。

8)生体に対して生理活性を誘起する。

9)有機物の混入は、泡の界面の粘性を増加させる。

10)マイクロバブルのほとんどは、マイナスの電位を有する。

11)一般に温度が低いほど発生量は多く、高くなると少なくなる。

12)OHなどのフリーラジカルを形成する。

13)マイナスの電位は水のpHに依存している

14)マイクロバブルは超音波の散乱特性が優れている

15)マイクロバブルは超音波照射の際に共振現象として崩壊する


以上の性質は今後さらに解明されていくと思われますが、

現状では不明な点を多く含んでいます


しかし、現象としては洗浄において利用しています

(特に、洗浄液の浄化において大きな効果がでています 注)


注:水槽や液循環が悪いと上記の効果が起こりません

また、溶存酸素と類似の変化をするオゾンを組み合わせると、

大変複雑になりますが

目的に対して適切な効果を引き出すことが可能です

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