2012年2月29日水曜日

非線形性超音波照射技術 006



従来の説明では、不安定な・不確定な現象として
  効率よく利用されていなかった
   超音波の非線形性に関する
    具体的な利用方法を紹介します

科学的な解析や検討は
 液体・気体・弾性体・・の状態が複雑に関係するため
  大変難しいと考えます

しかし、工学的な技術としての利用に関しては
  超音波の非線形性現象を認識して、
   その効果を利用することが可能です

 もっとも単純な例は
  超音波水槽における、複数のガラス容器の利用です

 あるいは、強いキャビテーションの利用です

注:すべて経験的に取り組むと
  複雑さにより非効率で不安定な方法になりがちです
  十分な論理的なモデルを
  計測・解析に基づいて構成し、検討を深めることが必要だと考えています

特に、不確定な部分も
   (非線形性による影響も含んだ)ブラックボックスとして
  技術開発されることを提案します

  ( 詳細は超音波システム研究所にお問い合わせください

    40kHzの超音波とガラスの組み合わせにより
    100kHz以上の
超音波伝搬現象を利用することが可能になります
    ポイントが「超音波の非線形性利用技術です」  )

以下 「新しい超音波技術」を紹介します

超音波に対する
 物の作用として 
 <反射> <屈折> <透過>

液循環などの
 流体の影響による 
 <音響流との相互作用>

環境の条件・変化による
 <液温の上昇>
 <溶存気体の濃度変化>
 <室温・湿度の変化>
 <・>・・

上記の各種パラメータを考慮した
 適切な超音波利用を可能にする
  技術を開発しました

ポイントは
 キャビテーション、加速度、音響流による
 (対象物への)
 伝搬状態のバランスを調整することです

この技術には
 超音波の計測・解析ノウハウを含め
 様々な技術が重なり合っています

これを
 超音波シミュレーションを利用して開発した
  「新しい非線形性超音波照射技術」 と考えます


超音波の観察

液面の模様を観察することで
 キャビテーションのダイナミック特性を確認することができます

詳細は超音波テスター・・による
 測定・解析により検出できます

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超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
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