2011年10月3日月曜日

超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute no.251



<< 開発について >>




我々は、一般者的自己限定という一方的限定によるのではなくて、



逆に個物的自己限定する、創造的な「歴史的実存」であるのです。



この「一般者的自己限定」と「個物的自己限定」の「矛盾的自己同一」に、



「場所的論理」の焦点があり、これが「場所的限定」の生命となるのです。



秋月龍眠 現代を生きる仏教 (新書)  平凡社 (2001/09)





深さというものは模倣しえるものでなく、



学び得られるものでもない。



西田哲学の深さは先生の人間的な豪さに基づいている。 



三木清 師弟問答西田哲学 出版社: 書肆心水 (2007/03)





コメント

実際に、新しいシステムや装置を開発する場合に、

「ソフトウェアのオブジェクト」・機械構造・機械要素からの限定はあります。



そして、開発者・設計者の主観による限定もあります。



個人や装置のこれまでの経験や経緯(歴史)に基づいて統一することが、

開発(工学)であるように感じています。



従って、この過程から創造が生まれているように思います。



ひとつの例ですが、

smalltalk等のコンピュータ環境が

「言語であり、環境であり、オブジェクトであり、クラスであり、・・」

と言うことを統一してSqueakとなり

さらに新しく展開している状況があると思います。







**ゲーテ自然学** を受け継いだ





イギリスの彫刻家ジョン・ウィクルスの

イマジネーションに富んだ自然学を紹介します 



フローフォーム



ウィルクスは、フローフォームの実証する種類の美的影響は



私達が水に対する意識と良心を再び目覚めさせるのに、



切実な重要性を持っていると信じている。



新たな方法で、

 フローフォームは私達の周囲にある

 生命力としての水に関心を集めることが出来るのだ。



美的アピールに加えて、

 フローフォームは生態学的応用の可能性も秘めている。







** 鶴見和子 **



鶴見和子

“日本を開く”柳田・南方・大江の思想的意義  岩波書店



「近代化論は、すべての社会は同じ道をたどり、

 早かれ遅かれ英米のように政治的に安定し、

 経済的に繁栄するという考え。



 内発的発展論は各社会の自然生態系、

 文化の伝統、価値観に根ざし、

 人間一人ひとりが

 可能性を十全に発揮できるよう多様性を認める。



 すると必ず矛盾点が現れ

 衝突するから曼陀羅の論理が必要になる。



 一元論では片付かない」



(萃点は)

「プロセスなの。



 そこで言葉をもって格闘し合って、



 前とは異なる形になり、



 また流れ出す。



 萃点自体も移動する。



 私は萃点で何が起きるか具体的に詰めたい」

 (鶴見 和子 上智大学名誉教授)





<< コメント >>

この人の、「強さ・ユニークさ・新しさ」に魅かれました

洗浄や超音波利用における「 萃点 」を見出したいと考えています

超音波利用は

 プロセスです。

 そこで超音波の技術を発展・応用して、

 前とは異なるシステムになり、

 また検討をつづける。



 超音波利用の原理自体も変わる。

 私は超音波利用で何が起きているのか具体的に詰めていきたい





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