<< 開発について >>
我々は、一般者的自己限定という一方的限定によるのではなくて、
逆に個物的自己限定する、創造的な「歴史的実存」であるのです。
この「一般者的自己限定」と「個物的自己限定」の「矛盾的自己同一」に、
「場所的論理」の焦点があり、これが「場所的限定」の生命となるのです。
秋月龍眠 現代を生きる仏教 (新書) 平凡社 (2001/09)
深さというものは模倣しえるものでなく、
学び得られるものでもない。
西田哲学の深さは先生の人間的な豪さに基づいている。
三木清 師弟問答西田哲学 出版社: 書肆心水 (2007/03)
コメント
実際に、新しいシステムや装置を開発する場合に、
「ソフトウェアのオブジェクト」・機械構造・機械要素からの限定はあります。
そして、開発者・設計者の主観による限定もあります。
個人や装置のこれまでの経験や経緯(歴史)に基づいて統一することが、
開発(工学)であるように感じています。
従って、この過程から創造が生まれているように思います。
ひとつの例ですが、
smalltalk等のコンピュータ環境が
「言語であり、環境であり、オブジェクトであり、クラスであり、・・」
と言うことを統一してSqueakとなり
さらに新しく展開している状況があると思います。
**ゲーテ自然学** を受け継いだ
イギリスの彫刻家ジョン・ウィクルスの
イマジネーションに富んだ自然学を紹介します
フローフォーム
ウィルクスは、フローフォームの実証する種類の美的影響は
私達が水に対する意識と良心を再び目覚めさせるのに、
切実な重要性を持っていると信じている。
新たな方法で、
フローフォームは私達の周囲にある
生命力としての水に関心を集めることが出来るのだ。
美的アピールに加えて、
フローフォームは生態学的応用の可能性も秘めている。
** 鶴見和子 **
鶴見和子
“日本を開く”柳田・南方・大江の思想的意義 岩波書店
「近代化論は、すべての社会は同じ道をたどり、
早かれ遅かれ英米のように政治的に安定し、
経済的に繁栄するという考え。
内発的発展論は各社会の自然生態系、
文化の伝統、価値観に根ざし、
人間一人ひとりが
可能性を十全に発揮できるよう多様性を認める。
すると必ず矛盾点が現れ
衝突するから曼陀羅の論理が必要になる。
一元論では片付かない」
(萃点は)
「プロセスなの。
そこで言葉をもって格闘し合って、
前とは異なる形になり、
また流れ出す。
萃点自体も移動する。
私は萃点で何が起きるか具体的に詰めたい」
(鶴見 和子 上智大学名誉教授)
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この人の、「強さ・ユニークさ・新しさ」に魅かれました
洗浄や超音波利用における「 萃点 」を見出したいと考えています
超音波利用は
プロセスです。
そこで超音波の技術を発展・応用して、
前とは異なるシステムになり、
また検討をつづける。
超音波利用の原理自体も変わる。
私は超音波利用で何が起きているのか具体的に詰めていきたい
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