2019年11月21日木曜日

超音波実験 ultrasonic-labo





超音波システム研究所は、

シャノンのジャグリング定理を応用した「超音波制御」方法と


オリジナル超音波発振プローブの製造技術を組み合わせることで


複数の異なる周波数の超音波を目的(洗浄、加工、攪拌、検査、・・)


に合わせて制御する方法を開発しました。




この技術を、コンサルティング提案・実施対応しています。




超音波伝搬現象を 安定して効率よく利用するためには


超音波の伝搬特性として、発振機や振動子以外の条件に関する


検討や開発も必要です




発振波形や制御条件を検討することで


新しい超音波の効果を発見できます


新しい超音波現象を目的に合わせて利用することで


効率の高い超音波利用が実現します




特に、ナノレベルの超音波技術での実績が増えています






<制御について>




各種データの時系列変化の様子を解析・評価して、


時間で移動するボールのジャグリング状態に相当する


超音波伝搬現象の「サイクル」と、「影響範囲」を見つけます




この関係性からボールN個のジャグリング状態を設定して制御を行うと、


システムの状態に適した制御となり、効率の高い超音波システムとなります






<< シャノンのジャグリング定理の応用 >>




注:JUGGLING THEOREM proposed by Claude E. Shannon






シャノンのジャグリング定理




( F + D ) * H = ( V + D ) * N




F : ボールの滞空時間(Flight time)


D : 手中にある時間(Dwelling time)


H : 手の数(Hands)


V : 手が空っぽの時間(Vacant time)


N : ボールの数(Number of balls)




<< 応用 >>




F : 超音波1の発振・出力時間


D : ベースとなる超音波2の運転時間


H : 基本サイクル(音響流の流れを数値化したパラメータ)


V : 低周波振動(液循環・揺動)装置・・の運転時間


N : 超音波(発振)周波数の異なる振動子の数






ポイント(ノウハウ)は、非線形現象の発生状態を


 対象物による相互作用を考慮した


 測定解析評価に基づいて、コントロールすることです。


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