2016年11月12日土曜日

「超音波制御技術」を開発



超音波システム研究所は、

超音波(定在波)の制御技術を応用して、

間接容器を利用した、新しい超音波制御技術を開発しました。

「間接容器と定在波による音響流とキャビテーションのコントロール」

今回開発した技術は、

超音波の定在波を利用して、

間接容器の音響特性と組み合わせることで、

超音波機器の発振周波数とは異なる、

幅広い超音波伝搬周波数の特性を利用可能にした技術です。

特に、容器(材質・構造)の音響特性を考慮することで

音響流による効果をコントロール可能にしました。

具体例

40kHzの超音波振動子とガラス容器を使用して、

100-200kHzの超音波洗浄

40kHzの超音波振動子とステンレス容器を使用して、

600-1200kHzの超音波分散

・・・の実施例があります。

なお、超音波システム研究所の

(オリジナル製品:超音波テスターによる)

「超音波機器の音圧測定・解析・評価技術」により、

具体的な効果を<数値化・グラフ化>することで

間接容器(各種治工具)の伝搬特性・・・を確認しています。

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