2016年8月16日火曜日

超音波システムに関する実験





超音波システム研究所は、

 「太鼓の形と音に関する数学」と

 「小型超音波振動子に関する基礎実験・解析」にもとづいて、

  量子力学モデルを利用した

  超音波振動子・水槽の設計技術を開発しました。



この技術の基本的な応用として

 超音波利用の目的に合わせた、

 超音波システムの合理的な設計技術・基準を実現しました。



今回開発した技術は、

 超音波の発振・伝搬状態を、量子力学の縮重関数に

 適応させるという論理モデルを抽象代数モデルと組み合わせることで

 発展させた実用的なモデルを開発しました。



これまでの設計方法とは異なり、

 水槽内での超音波伝搬状態に対する、

 エネルギー順位(高調波の次数に対応)を

 音響流(非線形現象)や音(低周波の振動)・・

 の摂動(バイスペクトル解析結果)としてとらえることで

 振動子の設計条件を決めていきます。



なお、超音波システム研究所の「超音波機器の評価技術」により、

 この方法による、具体的な効果を確認しています。



応用例として

 「超音波伝搬状態について、

  洗浄とリンスの区別、

  攪拌状態の変化、・・に適応した

  水槽・容器・治工具・・・の設計技術」

  としての提案実績が増えています。



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