2015年12月26日土曜日

キャビテーション写真を利用した超音波制御技術





デジタルカメラによるキャビテーションの写真を利用した制御技術

  (超音波照射に関する新しいコントロール技術を開発)



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超音波システム研究所は、

 デジタルカメラによるキャビテーションを撮影する方法を利用して

 超音波伝搬状態の、コントロール技術を開発しました。





今回開発した技術は、

 超音波の状態を、デジタルカメラによるキャビテーション写真により

 対象物(洗浄、攪拌、改質・・・)に対する

 コントロールパラメータとして利用可能にするという方法です。



 これまでの数値化やグラフとは異なる

 水槽や液循環に関しても幅広く確認することが可能です。



特に、超音波分散効果に関するキャビテーションの影響や

 複雑な形状の洗浄部に対する音響流の効果・・・について確認できます



 なお、超音波システム研究所の

 「超音波測定・解析システム」(超音波テスター)と

 「超音波機器の評価技術」により、

 この方法による、具体的な効果を多数確認しています。



応用技術として

 「超音波の伝搬状態や、水槽・容器・治工具・超音波の評価技術」

 「各種部品の表面検査技術」・・・

  としても利用可能です。





これは、最近のデジタルカメラの

 高い技術と低価格により実現できました。

 今回の実施結果から

  超音波洗浄、攪拌、改質・・の照射状態についても

  新しい検討・確認方法として応用できると考えています。



注:カメラを液面(超音波)に近づけすぎると

  デジタルカメラの電子部品が故障します



注:シャッタースピードは

  超音波振動子の周波数に合わせ

  1/2000秒 ~ 1/4000秒 で撮影しています





なお、今回の技術をコンサルティング事業として、

展開することを計画しています。




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