2015年9月17日木曜日

超音波技術の説明<液循環について>





<液循環について>



 水槽の上部液を(循環ポンプの吸い込み部に)取り込み、

 水槽下部に(ポンプの吐出)液を吐出します



 上下の液の分布(温度分布、溶存気体濃度分布、・・)を改善するために、

 単純な一定流量の条件のもとで

 水槽内に、3次元的な均一化を行うための

 具体的な水槽・装置に合わせた、最適位置があります



 実際に液循環動作と、計測・解析による確認を行い、

 超音波照射条件としての

 「液体の均一化を行います」



 この状態に設定した後は

 超音波利用の目的に合わせて

 キャビテーション効果、加速度効果、・・・を

 コントロールするために

 水槽と超音波(周波数・出力・・)に合わせた

 次の設定を行います

 1)水槽や振動子の設置方法

 2)液循環の設定方法(流量、タイマー制御、・・)

 3)超音波制御・・・



 以上の工程の後で

 最後に

 超音波の伝搬状態測定として

 1日(あるいは3-8時間)の連続測定により

 安定性の確認を行います



 注:季節(気圧)変化・・・による対処は

   測定管理の中で、流量調整で実現できます 



 これまでの装置・・の対策に比べ

 現状の装置を最大限利用した、

 最適な、改善・改良が実現します



 具体的には

 超音波の音圧が高く安定します



( 水槽設計ノウハウについて

  理想的には

  黄金比(近似値1:1.618)を利用して設計します

   洗浄効果のある水槽には

    1:1.8~1:4の比率が沢山あります    )



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超音波システム研究所

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