2011年5月14日土曜日

超音波による<キャビテーションの観察>NO.46



超音波よる<乳化・分散>技術を利用して、


 キャビテーションのダイナミック特性を観察しています。

 < 超音波システム研究所 >







 超音波を利用した攪拌は、

幅広く利用されていますが、多数の問題があります。



 ナノレベルの攪拌に対する、最大の問題は、

 対象物の物性に合わせた適切なキャビテーションの

 制御(超音波照射)を行うことが、難しいことです。



 対象物の物性に合わせて

  キャビテーションをコントロールすることと

  加速度の効果により全体に攪拌効果を広げることを

  超音波の伝搬現象として適切に行うためには、

 

 目的とする超音波の適切な状態を

  明確にして制御する必要があります。



 これまでに、

 超音波の伝搬状態を、

 対象物に対する弾性波動としてとらえることで

 計測・解析してきました。



 その結果、

  超音波の特性を利用した、

  攪拌対象物に合わせた超音波制御技術による

  攪拌に成功しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿