2020年2月6日木曜日

超音波を利用した「振動計測技術」



超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、

オリジナル製品(超音波テスター)を利用した全く新しい、


 <<振動計測技術>>を開発しました。




これまでに開発した、超音波の音圧測定解析技術について、


 超音波の非線形現象に関する「測定・解析・制御」技術を応用します。




ものの表面を伝搬する超音波のダイナミック特性を


 測定・解析・評価したデータの蓄積から、


 低周波(0.1Hz)~高周波(100MHz)の振動状態を


 <測定・解析・評価>できる技術を開発しました。




建物や道路の振動・騒音、機器・装置・壁・配管・机・手すり・・・


溶接時の金属が溶解する瞬間の振動、機械加工時の瞬間的な振動、・・


 に関して、新しい振動現象に基づいた対策が可能になりました。




これは、新しい方法および技術です、


 これまでの解析結果から


 様々な応用事例が発展しています。




 特に、標準測定時間として連続72時間のデータ採取が可能ですので


  非常に低い周波数の振動や


  不規則に変動する振動に対しても計測が可能です 




超音波装置での実績として


 1)装置の振動モード、瞬間的な振動現象の測定


 2)工場の振動モードの測定


 3)機械加工時の瞬間的な振動の測定


 4)自動車、電車・・乗り物の振動を測定


 5)対象物の音響特性による振動モードの測定


 6)その他・・・・




具体的には


 2種類の超音波プローブを利用して


 2つの音圧データの関係性を解析することで


 非線形な振動と固有の振動モードについて分析します。




超音波プローブの概略仕様


 発振範囲 0.1Hz~10MHz


 測定範囲 0.001Hz~300MHz


 コード長さ 10cm~


 対象材質 ステンレス、樹脂、セラミック、ガラス・・・


0 件のコメント:

コメントを投稿