2018年3月29日木曜日

超音波システム技術 Supersonic wave System technology

超音波システム技術 Supersonic wave System technology

超音波システム技術 Supersonic wave System technology

超音波システム技術 Supersonic wave System technology

2018年3月25日日曜日

超音波実験 Ultrasonic experiment ultrasonic-labo

超音波洗浄器を利用した超音波伝搬技術 Supersonic wave System technology





超音波システム研究所は、
 充電式超音波洗浄器(50kHz)と
 治工具(樹脂容器、ガラス容器、ステンレス容器・・)を利用した
 超音波制御技術に関する実験動画を公開しています。

超音波伝搬状態の変化を
 超音波テスターで測定・解析します。

音圧測定装置:超音波テスターの特徴(標準的な仕様の場合)

  *測定(解析)周波数の範囲
   仕様 0.1Hz から 10MHz
  *超音波発振
   仕様 1Hz から 100kHz
  *表面の振動計測が可能
  *24時間の連続測定が可能
  *任意の2点を同時測定
  *測定結果をグラフで表示
  *時系列データの解析ソフトを添付

超音波プローブによる測定・解析システムです。
 測定したデータについて、
 位置や状態と、弾性波動を考慮した解析で、
 各種の音響特性として検出し
 目的に合わせて、応用(制御)します。

超音波洗浄器を利用した超音波伝搬技術 Supersonic wave System technology

2018年3月10日土曜日

超音波技術(多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析) ultrasonic-labo





超音波システム研究所は、

 多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析技術を応用した、

 「超音波の伝搬状態を測定・解析・評価する技術」を開発しました。



超音波テスターを利用したこれまでの

 計測・解析・結果(注)を時系列に整理することで

 目的に適した超音波の状態を示す

 新しい評価基準(パラメータ)になることを確認しました。



注:

 非線形特性

 応答特性

 ゆらぎの特性

 相互作用による影響



統計数理の考え方を参考に

 対象物の音響特性・表面弾性波を考慮した

 オリジナル測定・解析手法を開発することで

 振動現象に関する、詳細な各種効果の関係性について

 新しい理解を深めています。



その結果、

 超音波の伝搬状態と対象物の表面について

 新しい非線形パラメータが大変有効である事例を確認しています。



特に、洗浄・加工・表面処理効果に関する評価事例・・

 良好な確認に基づいた、制御・改善・・・が実現しています。



<統計的な考え方について>

 統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、

 具体的なものとの接触を通じて

 抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、

 これが統計数理の特質である





<参考>

以下のプログラムを参考にして開発・作成した

 オリジナルソフト(解析システム)を

 オープンソースの統計解析システム 「 R 」 で

 実行・解析を行っています



生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門:和田孝雄/著:講談社



赤池モデルを臨床にいかす画期的な解説書。

1/fゆらぎ解析に必須かつ難解な赤池モデルと、臨床への応用を懇切丁寧に解説。

生体のダイナミクスに関心をもち臨床デ-タ解析に携わる医学者・工学者待望の書



内容(「MARC」データベースより)

〈CD-ROM付き〉生体のゆらぎとリズムの時系列解析への入門。

 第一線の研究者である著者が、経験した者だけが知る様々な困難点について、

 他に類例のないユニークな視点から細部の議論を展開する。



生体のゆらぎとリズム 和田孝雄著

添付されたプログラムの使用方法

*.exe 解析実行ファイル

*.for 解析プログラムファイル(フォートランのソースファイル)

*.dat 解析データファイル



インパルス応答(時間領域での伝達特性

        ラプラス変換するとS領域での伝達特性)

周波数伝達関数(周波数領域での伝達特性)

 AIRCV2.EXE   ARV2.DAT  2変数のインパルス応答

  AIRCV3.EXE   ARV3.DAT  3変数のインパルス応答



多変量自己解析モデルによるフィードバック解析

 ARPCV2.EXE   ARV2.DAT  2変数のパワー寄与率

  ARPCV3.EXE   ARV3.DAT  3変数のパワー寄与率





<<超音波の音圧測定・解析>>



1)多変量自己回帰モデルによる

 フィードバック解析により

 超音波伝搬状態の安定性・変化について解析評価します



2)インパルス応答特性・自己相関の解析により

 対象物の表面状態・・に関する解析評価を行います



3)パワー寄与率の解析により

 超音波(周波数・出力)、形状、材質、測定条件・・

 データの最適化に関する解析評価を行います



4)その他(表面弾性波の伝搬)の

 非線形(バイスペクトル)解析により

 対象物の振動モードに関する

 ダイナミック特性の解析評価を行います



この解析方法は、

 複雑な超音波振動のダイナミック特性を

 時系列データの解析手法により、

 超音波の測定データに適応させることで実現しています。


超音波実験 Ultrasonic experiment

超音波実験 Ultrasonic experiment

音圧測定装置:超音波テスターを利用した実験動画 ultrasonic-labo

音圧測定装置:超音波テスターを利用した実験動画 ultrasonic-labo

2018年3月9日金曜日

小型超音波振動子によるメガヘルツの超音波制御 ultrasonic-labo





超音波システム研究所は、
小型超音波振動子(40kHz 50W)に関して、
超音波<制御>技術を応用した、
1-15MHzの
超音波伝搬状態を利用可能にする 超音波技術を開発しました。

小型超音波振動子の音響特性を
 樹脂材料の取り付けにより調整することで
 メガヘルツの超音波制御・・・を可能にした新しい技術です。

表面弾性波の利用により、
超音波の伝搬状態が複雑になりますが、
洗浄・加工・攪拌・・・対象物は、
水槽よりも大きなサイズでも対応可能です。

弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
流れや変化を取り入れた、新しい超音波モデルにより
応用技術(注)として開発しました。

注:オリジナル非線形共振現象
 オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
 共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
 超音波振動の共振現象


様々な分野への利用が可能になると考えています
各種コンサルティングにおいて提案対応しています。


コメント

超音波現象は大変複雑です
解明されていない多数の事項があります、技術としての利用においては
大局的な把握が必要です
簡易的な実験により
具体的な各種の事項を、実感しながら、超音波をとらえることを推奨します

各種の文献・・には書かれていない、具体的な事項に直接対処することで
超音波現象の本質に関係するオリジナル技術を発展させることが可能になります

特に、樹脂の材質、構造による超音波の音響特性は
ほとんど研究されていないため
一般論で考えがちですが、具体的な各種の容器・治工具・・には
表面弾性波や振動のダイナミック特性について、固有の特徴があります
(適切な利用は新しい可能性を広げています)




オリジナル超音波実験 Ultrasonic experiment (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)





超音波システム研究所は、
 オリジナル超音波プローブの発振制御により、
 対象物に伝搬する超音波振動の、
 非線形現象をコントロールする技術を開発しました。

音圧測定解析システム(超音波テスター)と
 ファンクションジェネレータによる発振制御を
 対象物の音響特性に合わせて、
 発振出力、波形、変化・・・させることで、
 超音波の伝搬状態をコントロールします。

注:対象物の音響特性と
 超音波の発振制御で、
 相互作用による振動現象を利用した
 超音波のダイナミック制御・・・・を行います
 (超音波テスターで、音圧の測定・解析・確認を行っています)

この技術を、
 精密洗浄や化学反応実験・・・に用いた結果、
 ナノレベルの効率の高い超音波システムとして
 応用(洗浄・改質・反応制御・・)することが可能となりました。

これは、従来では干渉や共振により減衰すると考えられた状態について
 大きな可能性を示した結果だと考えます。

今後、超音波による非線形現象はますます可能性を広げていくと考え
 研究開発を含め、実用的な提案をしていきます。

オリジナル超音波技術 Ultrasonic Technology (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)





超音波システム研究所は、
 目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現する、
 <脱気・マイクロバブル発生液循環システム>に関して
 各種の音響特性の測定解析に基づいた組み合わせを利用することで、
 超音波をコントロールする技術を開発しました。


超音波液循環技術の説明

1)超音波専用水槽(オリジナル製造方法)を使用しています。
  (材質は、樹脂・ステンレス・ガラス・・対応可能です)
2)水槽の設置は
  1:専用部材を使用
  2:固有振動と超音波周波数・出力の最適化を行っています。
  (水槽の音響特性に合わせた対応を実施します)
3)超音波振動子は専用部材を利用して設置しています
  (専用部材により、定在波、キャビテーション、音響流の
   利用状態を制限できます)
4)脱気・マイクロバブル発生装置を使用します。
   (標準的な、溶存酸素濃度は5-6mg/l)
5)水槽と超音波振動子は表面改質を行っています。

上記の設定とマイクロバブルの拡散性により
均一な洗浄液の状態が実現します。

均一な液中を超音波が伝搬することで
安定した超音波の状態が発生します。

この状態から
目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために
液循環制御を行います
(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、
 超音波、脱気装置、液循環ポンプ、・・の運転制御がノウハウです)

目的の超音波状態確認は音圧測定解析(超音波テスター)で行います。


ポイントは
適切な超音波(周波数・出力)と液循環のバランスです
液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により
超音波による音響流・加速度効果の状態をコントロールします。

マイクロバブルの効果で
均一に広がる超音波の伝搬状態を利用します。

液循環により、以下の自動対応が実現しています。

溶存気体は、水槽内に分布を発生させ
レンズ効果・・・の組み合わせにより、超音波が減衰します。

適切な液循環による効率の良い超音波照射時は、
大量の空気・・が水槽内に取り入れられても
大きな気泡となって、水槽の液面から出ていきます。

しかし、超音波照射を行っていない状態で
オーバーフロー・・により
液面から空気を取り込み続けると、超音波は大きく減衰します。

この空気を取り入れる操作は必要です
多数の研究報告・・がありますが
液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け
溶存気体の濃度が低下すると
音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります。
(説明としては、キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です
 液面が脱脂油や洗剤の泡・・・で覆われた場合も空気が遮断され
 同様な現象になります)

さらに、
超音波照射により、脱気は行われ
溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します
単純な液循環では、この濃度分布は解消できません。

この濃度分布の解決がマイクロバブルの効果です。

脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です。

注:
オリジナル装置(超音波測定解析システム:超音波テスター)による
音圧測定解析を行い
効果の確認を行っています。


上記の液循環状態に対して
超音波プローブによるメガヘルツの超音波発振制御を行うことで
超音波の非線形現象が幅広い周波数帯で発生するとともに
ダイナミックな超音波の変化を実現します。

気体の流量・流速分布・・・を適切に設定することで
目的に合わせた、非線形現象を発生させることができます。

超音波を利用した「霧化」技術(音響流制御) ultrasonic-labo