超音波システム研究所は、
「太鼓の形と音に関する数学」と
「超音波の伝搬現象に関する基礎実験・解析」にもとづいて、
量子力学モデルを利用した
超音波システムの応用技術を開発しました。
この技術の基本的な応用として
超音波利用の目的に合わせた、
超音波システムの合理的な設計技術・基準を実現しました。
今回開発した技術は、
超音波の発振・伝搬状態を、量子力学の縮重関数に
適応させるという抽象代数モデルにより実現させました。
これまでの開発方法とは異なり、
対象物の超音波伝搬状態に対する、
エネルギー順位(高調波の次数に対応)を
非線形現象や音(低周波の振動)・・
の摂動(バイスペクトル解析結果)としてとらえることで
システムの制御条件を決めていきます。
なお、超音波システム研究所の「超音波機器の評価技術」により、
この方法による、具体的な効果を確認しています。
応用例として
「超音波溶接」
「超音波加工」
「超音波めっき」
・・・・
としての提案実績が増えています。
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