2016年4月28日木曜日

超音波洗浄システム(制御BOX) ultrasonic-labo





超音波システム研究所は、
 シャノンのジャグリング定理を応用した
 「超音波制御」方法を、実現する
 制御装置(制御BOX)を開発しました。

注:株式会社ワザワ様との共同開発により制御装置を製作しました。
 この装置により、2000リットリ以上の水槽・間接容器・・に対する
 (音響流のコントロール)液循環にも対応可能となります

<制御について>

各種データの時系列変化の様子を解析・評価して、
時間で移動するボールのジャグリング状態に相当する
超音波伝搬現象の「サイクル」と、「影響範囲」を見つけます

この関係性からボールN個のジャグリング状態を設定して制御を行うと、
システムの状態に適した制御となり、効率の高い超音波システムとなります


<< シャノンのジャグリング定理の応用 >>

注:JUGGLING THEOREM proposed by Claude E. Shannon


シャノンのジャグリング定理

( F + D ) * H = ( V + D ) * N

F : ボールの滞空時間(Flight time)
D : 手中にある時間(Dwelling time)
H : 手の数(Hands)
V : 手が空っぽの時間(Vacant time)
N : ボールの数(Number of balls)

<< 応用 >>

F : 超音波の発振・出力時間
D : 循環ポンプの運転時間
H : 基本サイクル(キャビテーション・加速度のピークの発生する)
V : 脱気(マイクロバブル発生液循環)装置の運転時間
N : 超音波(発振)周波数の異なる振動子の数




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