2015年5月31日日曜日

<超音波のダイナミックシステム:液循環制御技術> ultrasonic-labo

2015年5月29日金曜日

超音波システム研究所(統計数理) Ultrasonic experiment





現実の問題処理・経験の蓄積

第22 回京都賞記念ワークショップ 基礎科学部門
 「統計的推論とモデリング」 赤池弘次 より抜粋


・・・・
 この式は、情報量I(Q:P)が真の分布QとモデルPの平均対数尤度の差であることを示し、
 ある人が、観測値x に関するモデルP の対数尤度logP(x)をP のQ への近さの測定値と
 して繰り返し利用すれば、その平均が情報量を定義する量に収斂することを示す。この
 ことは、真の分布がその人だけに固有のものであっても、logP(x)はP の良さを判断する
 量として彼にとっては合理的な選択であることを示す。
 更に、真の分布が社会的にただ一つに決まるという場合には、多くの人に繰り返し利用
 される場合の平均は同じ量に素早く収斂するであろう。
 これは対数尤度の間主観性(注:補足)を説
 明するものであり、これが対数尤度に基づく統計的推論に一種の客観性を与えるとみな
 される(2)。この見方から、情報量I(Q:P)を、モデルP の質を評価する規準、すなわち情
 報量規準とみなすことができる。

注:補足
「相手の立場になって考えてみる」=「間主観性」
 それは、「間主観性」と呼ばれているものです。
 英語では「インター・サブジェクティヴ」です。
 国と国のあいだの関係、つまり国際は、英語で「インター・ナショナル」ですよね?
 それと同じで、間主観性は、まさに主観と主観のあいだの関係を意味します。
 (中略)
 間主観性というのは、ようするに、「相手の立場になって考えてみる」というだけのことなのです。

 統計的推論は何らかのモデルを利用して実行される。モデリングの仕事は心身の働きに
 よって遂行される知的な活動であり、対象のイメージを心に抱くことから始まる。この
 ようなイメージは、関連する客観的知識、経験的知識、および観測データの蓄積と適切
 な使用がなくては得られない。
 この場合には、必ずしも数学的表現で記述されない、あるいは計算機で取り扱えない状
 況でのイメージやモデルの構築を効果的に指導する原理の展開が必要である。

 筆者の見方によれば、
 このような研究の素材は
  現実の問題処理の経験の蓄積によってのみ獲得される

<イメージとモデルの関係>
 ロダンは別の話で、これを
 裏付けるかのように、時間的動きのイメージを生み出す要領として、体の各部の刻々の
 形の接続によって動きを表現することを説明している。これを動きのモデリングの立場
 から見ると、イメージ構成の基本要素が、対象の各部の「安定な静止状態からの逐次的
 変位の系列」によって与えられることを示すものと見ることができる。一瞬の姿をこの
 基本的要素の繋がりに分解して捉えることにより、初めて動きの解読が実現し、動きの
 内容の把握と伝達が可能になる。これは優れた芸術的活動に見られる、高度に知的な情
 報処理の実態である。

2015年5月26日火曜日

非線形性超音波照射 no.43

超音波伝搬状態の測定解析(超音波テスター Ultrasonic tester)

超音波洗浄器





超音波システム研究所は、

オリジナルの超音波測定解析評価技術により

超音波洗浄器を利用した「音響流の利用技術」を開発しました。



<<音響流の利用技術>>



1)2種類の超音波を利用した洗浄

2)流水式超音波洗浄(超音波シャワー)

3)表面を伝搬する高調波(1MHz以上)の利用

4)ガラス容器の音響特性を利用

5)キャビテーションと定在波の最適化(音圧測定解析)を利用

6)その他(非線形現象、相互作用・・)



この動画は、

上記に関する基礎実験の様子です


超音波実験 Ultrasonic experiment no.614 (ナノテクノロジー)

超音波洗浄機の「流れとかたち・コンストラクタル法則」 ultrasonic-labo

超音波とサイバネティクス(流れの観察)

2015年5月24日日曜日

超音波伝搬状態の測定 Ultrasonic measurement

流れと音と形の観察 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)





流れと音と形の観察 (超音波システム研究所)

Observation of flow and sound and shape



川(八王子市 あさかわ)の流れを観察しています



超音波利用に関して

 流れの観察経験(注)により

 音響流を直感的に

 とらえられるようになります



注:

くりかえし

 超音波と

 流体の変化(流れ、渦、波・・)を

 観察して  

 イメージを修正しながら

 音響流に関する論理モデルを考え続けます



1年ぐらい経過してくると

 渦の動きが見えてきます

 そこから

 ぼんやりと、洗浄物に対する

 音響流の影響がわかります



実験・検討を繰り返すと

 音響流に対する対象物固有の現象が

 流れを見て感じるようになります



現在は、次のステップとして

 非線形現象を含めた

 各種の相互作用を

 応用するために、

 「流れの様子を」観察・研究しています



音響流

一般概念

有限振幅の波が

 気体または液体内を伝播するときに、

 音響流が発生する。



音響流は、

 波のパルスの粘性損失の結果、

 自由不均一場内で生じるか、

 または

 音場内の

 障害物(洗浄物・治具・液循環)の近傍か

 あるいは

 振動物体の近傍で

 慣性損失によって生じる

 物質の一方性定常流である。


「非線形超音波照射技術」"Non-linear ultrasonic irradiation technology"

超音波洗浄実験<Ultrasonic cleaning experiment>

超音波シャワー Ultrasonic shower

2015年5月13日水曜日

脱気・マイクロバブル発生液循環システム(超音波洗浄器の利用技術)





脱気・マイクロバブル発生液循環システム

(超音波洗浄器の利用技術)



超音波とマイクロバブルによる表面改質効果により

 高い音圧レベルによるキャビテーション効果や

 液循環による加速度効果を制御して

 効率の高い超音波の利用を可能にします。


超音波制御技術(超音波洗浄機) 2

超音波制御装置(制御BOX) ultrasonic-labo

2015年5月10日日曜日

超音波発振計測解析システム(超音波テスター)ultrasonic-labo





超音波システム研究所(所在地:神奈川県相模原市)は、

 超音波の伝搬状態に関する、

 オリジナル装置:発振・計測・解析システム(超音波テスター)を、

 製造・販売しています。



この動画は

 3種類の超音波振動子と

 3種類の液循環ポンプを制御することで

 超音波のダイナミック制御の実現を

 音圧測定で確認している様子です

(非線形現象・・・の、正確な超音波伝搬状態は、

 測定データの統計解析で確認します)



<< 超音波発振計測解析システム(超音波テスター)>>



システム概要



1.価格 15万円(最少仕様)~

   仕様確認の上、見積もりを提示させていただきます



2.内容



  パソコン 1台

  超音波プローブ 1個~ 

  デジタルオシロスコープ 2ch~

  解析ソフト(インストール済み) 1式

  説明書 1式

  利用目的の確認により、仕様を提案します



3.特徴(標準的な仕様の場合)



  *測定(解析)周波数の範囲

   仕様 0.1Hz から 10MHz

   (測定可能範囲 0.01Hz から 25MHz)

  *超音波発振

   仕様 1Hz から 100kHz

   (出力 250mV から 2V)

  *表面の振動計測が可能

  *24時間の連続測定が可能

  *任意の2点を同時測定

  *測定結果をグラフで表示

  *時系列データの解析ソフトを添付



超音波プローブによる測定システムです。

 超音波プローブを対象物に取り付けて発振・測定を行います。

 測定したデータについて、

 位置や状態と、弾性波動を考慮した解析で、

 各種の音響性能として検出します。





目的に合わせた特殊超音波プローブを開発・製造対応します


流れとかたち・コンストラクタル法則 Flow and form constructorle law





流れとかたち

 コンストラクタル法則(constractal law)

 Adrian Bejan & J.Peder Zane



サイバネティクスはいかにしてうまれたか

 ノーバート・ウィナー著 みすず書房 1956年 より



・・・・・・・

絶えず移動するさざ波の塊を研究して、

 これを数学的に整理することはできないものだろうか。

・・・・・・・・



水面をすっかり記述するという

 手におえない複雑さに陥らずに、

 これらのはっきり目に見える事実を

 描き出すことができるだろうか。



波の問題は

 明らかに平均と統計の問題であり、

 この意味でそれは

 当時勉強していた、ルベーグ積分と密接に関連していた

・・・・



私は、自然そのものの中で

 自己の数学研究の言葉と問題を

 探さねばならないのだということを知るようになった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



こうして、サイバネティクスの立場から見れば、

 世界は一種の有機体であり、

 そのある面を変化させるためには

 あらゆる面の同一性を

 すっかり破ってしまわなければならない

 というほどぴっちり結合されたものでもなければ、

 任意の一つのことが

 他のどんなこととも同じくらいやすやすと

 起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。

・・・・・・



・・・・・・

 理想的には、

 単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に

 不変に続いている運動である。

 ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。



音を発したり、止めたりすることは、

 必然的にその振動数成分を変えることになる。



この変化は、小さいかもしれないが、

 全く実在のものである。



有限時間の間だけ継続する音符は

 ある帯域にわたる多くの

 単振動に分解することができる。



それらの単振動のどれか一つだけが

 存在するとみる事はできない。

 時間的に精密であることは

 音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、

 また音の高さを精密にすれば

 必然的に時間的な区切りがつかなくなる。

・・・・・・・



・・・・・・・



上記を参考・ヒントにして

超音波伝播現象における

「非線形効果」を測定・利用する技術を研究しています。



************

 超音波システム研究所

************


超音波実験 Ultrasonic experiment 超音波洗浄器 no.726

超音波洗浄器 Ultrasonic cleaner (霧化実験 Basic experiment)

「対象物の音響特性」を利用した「超音波洗浄技術」 UltraSonicSystem

超音波に関する基礎実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)

2015年5月9日土曜日

超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術

超音波システム研究所 ultrasonic-labo

超音波とサイバネティクス(流れの観察)





超音波が伝搬する流れの観察



現象をミクロに解析すると

 各種部材の構造や媒体の流れ

 といった事柄の影響を取り込むことが難しく



マクロに扱うと

 小さな部材に関する、

 物理・化学作用は無視(平均化)されてしまいます



全体をとらえるためには

 バランスの取れた

 観察・計測が有効です



ポイントは

 計測の場合、サンプリング時間です



注:サンプリング時間はシミュレーション技術により検討確認しています



表面弾性波に対する

 応用・制御は

 このような観察により

 具体的対応が可能になります



サイバネティクスはいかにしてうまれたか

ノーバート・ウィナー著 みすず書房 1956年 より



・・・・・・

理想的には、単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に

不変に続いている運動である。

ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。

音を発したり、止めたりすることは、

必然的にその振動数成分を変えることになる。

この変化は、小さいかもしれないが、

全く実在のものである。

有限時間の間だけ継続する音符はある帯域にわたる多くの

単振動に分解することができる。

それらの単振動のどれか一つだけが存在するとみる事はできない。

時間的に精密であることは

音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、

また音の高さを精密にすれば必然的に時間的な区切りがつかなくなる。

・・・・・・・



・・・・・・・

こうして、サイバネティクスの立場から見れば、

世界は一種の有機体であり、そのある面を変化させるためには

あらゆる面の同一性をすっかり破ってしまわなければならない

というほどぴっちり結合されたものでもなければ、

任意の一つのことが他のどんなこととも同じくらいやすやすと

起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。

・・・・・・・



上記を参考・ヒントにして

超音波伝播現象における

「音響流」を測定・利用する技術を開発しました。



<超音波システム研究所>


2015年5月6日水曜日

「脱気・マイクロバブル発生装置」を利用した超音波システム

音と超音波の組み合わせによる、超音波システム ultrasonic-labo

超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>

超音波システム研究所 no.14





超音波システム研究所<理念>



「われわれの最も平凡な日常の生活が何であるかを

 最も深くつかむことによって

 最も深い哲学が生まれるのである

 学問はひっきょうLIFEのためなり。

 LIFEが第一等のことなり。LIFEなき学問は無用なり。」

 西田幾多郎



深い哲学に基づいた

 実験(物として物を観察すること)により

 超音波の有効利用を広めていきたいと考えています


JR 身延線 鰍沢口駅

山梨近代人物館

2015年5月1日金曜日

超音波洗浄システム(推奨)





超音波洗浄システム(推奨)

1:超音波(28kHz,72kHz 出力仕様 各300W(MAX))

2:超音波専用水槽(内側寸法 500*310*340mm)

3:脱気・マイクロバブル発生液循環システム

4:超音波出力と液循環量の最適化制御



超音波の音圧測定解析に基づいて、洗浄目的に合わせた制御を実現します