2015年2月27日金曜日

音響流に関する超音波実験 ultrasonic-labo





<音響流とキャビテーションのバランスを最適化する>

1)洗浄液が淀まない洗浄水槽を使用する

2)強度について、特別に弱い部分のない洗浄水槽を使用する

3)洗浄液の分布を均一にする(Do濃度、液温、流速 等)

4)振動子の上面の洗浄液の流れを調節する(流量・流速・バラツキをコントロールする)

5)超音波の周波数と出力にあわせた液循環を行う

6)機械設計としての洗浄水槽の強度は超音波周波数に対して設定する

7)洗浄水槽の製造方法を明確にして、超音波の水槽による減衰レベルを設定する

8)流体に対する洗浄水槽の特性を明確にする(例 コーナー部の設計)

9)超音波の周波数・出力に対する洗浄水槽の特性を明確にする

(振動子・振動板の位置と水槽の関係を調整する 洗浄水槽の超音波伝播特性を明確にする)

10)洗浄システムとしての制御構造などとの最適化を行う

以上のパラメータを念頭に超音波洗浄を検討する(あるいは、現状の洗浄を見直す)



コメント

音響流とキャビテーションは相反する現象だと考えています

しかし、どちらかをなくすことは大変難しいため

バランスを調整し、最適化することが重要だと考えています


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