超音波を利用した、
「ナノテクノロジー」の研究・開発システム
音響流に関する応用実験
Ultrasonic Sound Flow water effect.
<<音響流の利用技術>>
1)ポンプ波(ガラス容器の固有振動)の利用
2)流水式超音波(超音波シャワー)の利用
3)高周波(1MHz以上)の利用
4)超音波プローブの発振制御の利用
5)キャビテーションと定在波の最適化
6)その他(非線形現象、相互作用・・)
この動画は、
上記1,4(ポンプ波と超音波プローブの発振制御)
に関する基礎実験の様子です
<<音響流>>
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一般概念
有限振幅の波が
気体または液体内を伝播するときは、
音響流が発生する。
音響流は、
波のパルスの粘性損失の結果、
自由不均一場内で生じるか、
または音場内の障害物
(洗浄物・治具・液循環)の近傍か
あるいは振動物体の近傍で
慣性損失によって生じる
物質の一方性定常流である。
音響流は、
大多数の超音波加工工程、
浄化、乾燥、乳化、燃焼、抽出・・・
過程での
重要な強化因子であり、
媒体内の熱交換と
物質交換を著しく促進する。
加工工程での音響流の作用効果は、
それらの速度と寸法因子によって決まる。
***コメント**********
ナノレベルの物質
(洗浄の場合は汚れ・・)を対象とする
超音波操作では、
音響流に関する制御技術は
製造方法・表面状態・・・・
を大きく変える場合があります。
特に、
洗浄を検討する場合には、
汚れの音響流による動きを理解し、
対応・対処することで効率の高い洗浄が可能になります。
音響流とキャビテーションや加速度による
超音波効果との関係は非線形音響学を
応用した測定解析により明確になります。
注: 非線形音響学
「線形理論に立脚した従来の音響理論と,
流体力学で取り扱うような
強い衝撃波理論を補完する
橋渡し的存在である」
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