2014年9月9日火曜日

超音波撹拌「ナノテクノロジー」の研究・開発システム Nanotechnology





超音波を利用した、

 「ナノテクノロジー」の研究・開発システム



音響流に関する応用実験

Ultrasonic Sound Flow water effect.



<<音響流の利用技術>>

1)ポンプ波(ガラス容器の固有振動)の利用

2)流水式超音波(超音波シャワー)の利用

3)高周波(1MHz以上)の利用

4)超音波プローブの発振制御の利用

5)キャビテーションと定在波の最適化

6)その他(非線形現象、相互作用・・)



この動画は、

 上記1,4(ポンプ波と超音波プローブの発振制御)

 に関する基礎実験の様子です



<<音響流>>

*************

一般概念

有限振幅の波が

 気体または液体内を伝播するときは、

 音響流が発生する。



音響流は、

 波のパルスの粘性損失の結果、

 自由不均一場内で生じるか、

 または音場内の障害物

 (洗浄物・治具・液循環)の近傍か

 あるいは振動物体の近傍で

 慣性損失によって生じる

 物質の一方性定常流である。



音響流は、

 大多数の超音波加工工程、

 浄化、乾燥、乳化、燃焼、抽出・・・

 過程での

 重要な強化因子であり、

 媒体内の熱交換と

 物質交換を著しく促進する。



加工工程での音響流の作用効果は、

 それらの速度と寸法因子によって決まる。



***コメント**********

ナノレベルの物質

 (洗浄の場合は汚れ・・)を対象とする

 超音波操作では、

 音響流に関する制御技術は

 製造方法・表面状態・・・・

 を大きく変える場合があります。



特に、

 洗浄を検討する場合には、

 汚れの音響流による動きを理解し、

 対応・対処することで効率の高い洗浄が可能になります。



音響流とキャビテーションや加速度による

 超音波効果との関係は非線形音響学を

 応用した測定解析により明確になります。



注: 非線形音響学

「線形理論に立脚した従来の音響理論と,

 流体力学で取り扱うような

 強い衝撃波理論を補完する

 橋渡し的存在である」



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