2013年12月14日土曜日

超音波技術の説明<川の流れの観察>



ノーバート・ウィナー著 「サイバネティクス・・」 より

http://youtu.be/uF_sun8BXek

http://youtu.be/sKDa6sQ6f1Q


川の流れを観察しています
To observe the flow of the river

**************

・・・・

波の問題は

明らかに平均と統計の問題であり、

この意味でそれは

当時勉強していた、ルベーグ積分と密接に関連していた・・・・



私は、自然そのものの中で

自己の数学研究の言葉と問題を

探さねばならないのだということを知るようになった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノーバート・ウィナー著 「サイバネティクスはいかにして生まれたか」 より


超音波利用に関して

ノーバート・ウィナーの視点を持ちながら

流れの観察経験(注)により
音響流を直感的に
とらえられると考えています

注:くりかえし
超音波と
流体の変化(流れ、渦、波・・)を
観察して  
イメージを修正しながら
音響流に関する論理モデルを考え続けます

1年ぐらい経過してくると
ぼんやりと、洗浄物に対する
音響流の影響がわかります

対処を繰り返すと
音響流に対する対象物固有の現象が
流れを見て感じるようになります

現在は、次にステップとして
非線形性を含めた
各種要因の寄与率を
とらえたいと考えています



超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

サイバネティクスはいかにしてうまれたか
ノーバート・ウィナー著 みすず書房 1956年 より

 ・・・・・・
理想的には、単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に
不変に続いている運動である。
ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。
音を発したり、止めたりすることは、
必然的にその振動数成分を変えることになる。
この変化は、小さいかもしれないが、
全く実在のものである。
有限時間の間だけ継続する音符はある帯域にわたる多くの
単振動に分解することができる。
それらの単振動のどれか一つだけが存在するとみる事はできない。
時間的に精密であることは
音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、
また音の高さを精密にすれば必然的に時間的な区切りがつかなくなる。
・・・・・・・

・・・・・・・
こうして、サイバネティクスの立場から見れば、
世界は一種の有機体であり、そのある面を変化させるためには
あらゆる面の同一性をすっかり破ってしまわなければならない
というほどぴっちり結合されたものでもなければ、
任意の一つのことが他のどんなこととも同じくらいやすやすと
起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。
・・・・・・・

上記を参考・ヒントにして
定在波の制御技術を応用した、
超音波伝播現象における「ゆらぎ」を測定・利用する技術を開発しました。


超音波システム研究所

0 件のコメント:

コメントを投稿