2011年1月21日金曜日

超音波計測基礎実験no.1



オシロスコープに圧電素子を接続しています




オシロスコープの電圧変化をモニターで観察しています



データの解析(自己回帰モデルによるフィードバック解析)により、特徴を検出します





<論理モデルの作成について>

(情報量基準を利用して)



1)各種の基礎技術(注)に基づいて、対象に関する、



D1=客観的知識(学術的論理に裏付けられた洗浄理論)

D2=経験的知識(これまでの洗浄結果)

D3=観測データ(現実の状態)



からなる 「情報データ群 」、DS=(D1,D2,D3) を明確に認識し

その組織的利用から複数のモデル案を作成する



2)統計的思考法を、

  情報データ群(DS)の構成と、それに基づくモデルの提案と検証の繰り返し

  によって情報獲得を実現する思考法と捉える



3) AIC の利用により、様々なモデルの比較を行い、最適なモデルを決定する



4) 作成したモデルに基づいて洗浄装置・洗浄システムを構築する



5) 時間と効率を考え、以下のように対応することを提案します

5-1)「論理モデル作成事項(効果的な超音波洗浄技術について)」を考慮して

     「直感によるモデル」を作成し複数の人が検討する

5-2)実状のデータや新たな情報によりモデルを修正・検討する

5-3)検討メンバーが合意できるモデルにより

装置やシステムの具体的打ち合わせに入る



上記の参考資料

ダイナミックシステムの統計的解析と制御

:赤池弘次/共著 中川東一郎/共著:サイエンス社



生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門

:和田孝雄/著:講談社 





化学工学:反応工学、化学プラント工学、LSIプロセス工学、

薄膜作成工学 表面工学 等



機械工学:自動制御(システム工学)、熱力学、材料力学、

流体力学、加工工学 等



電気電子工学:超音波工学、音響学、医用画像処理、

分子エレクトロニクス工学 等



その他:物理学、物性工学、ナノテクノロジー、超分子、

最適化、マイクログラビティ応用学、プロセスマテリアル、

ITエレクトロニクス、ドラッグデリバリー、バイオテクノロジー 等



AIC:

赤池情報量規準(Akaike Information Criterion 統計モデルの相対的評価)

]

考え方(全体を貫く基本的な概念):

多くの真実らしき断片を見据え、その奥にある統一的メカニズムを描像する。



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